きどたかのブログ

いつか誰かがこのブログからトラブルを解決しますように。

z/OS上のJavaのスレッドに関すること

基本的にJavaスレッドは、TCBに関連付いている。
ただ、javacoreを見る限り、Javaから見えてるNativeスレッドというものは、
USSでいうところのスレッドを指しているようだ。


z/OSには、TCBやSRBみたいなものはあるが、
もともとUnix由来のプロセスやスレッドという概念はない。
POSIX(ON)にしていると、USSのカーネルに、dubbuingつーやつで、
TCBにプロセスやスレッドのアダ名(dub)が付く。
実態はTCBである。


①javacoreからはUSSのスレッドIDが見える。
ただし、少し情報が足りてない。後ろ8byte分足りてないはず。


②jextracted.zip(systemdump)をjdmpviewで見ると、
javaスレッドに関連付いたTCBアドレスを見ることができる。


③SDSFのPSパネルでプロセスが見れる。
各プロセスにアクションキャラクター'D'を与えると、スレッド情報も見れる。

④IPSC VERBEXIT LEDATA系で出てくるスレッドIDはおそらくUSSのスレッドIDと同じ。
そしてそれはTCBアドレスと関連付いている。

JavaでいうところのスレッドIDはまるっきり別物。

⑥BPXYTHLI(Thread Level Information)には、Java用のエリアがある。


自分が知っているのはこんなことばかり・・・。