世界最高峰の頭脳集団 NASAに学ぶ決断技法
この本を読了した。
寸評する。
私が感じている問題意識に対して、
相当量の光明を与えてくれた。
その意味で良著と言える。
だが、読みにくい。非常に読みにくい。
文章がかなり説明的だ。
図表はそこまで悪くないんだけど、それを頑張って文章で説明している部分が野暮ったい。
「虞(おそれ)」という読みにくい漢字を多用するのはまず変えたほうがいいだろう。
この本には、大事なことが書いてあると感じているが、これを実践するのはなかなか大変そうだという予感もある。
ただ、より良い意思決定をするために、この本に書いてある内容は見逃せない。
合理的意思決定、それをここ数年考えている。
情報がデータとして揃うことは少ない。
そんな中で意思決定をする必要がある。
そしてだいたい決断をあまり先伸ばせない。
不確実な部分をどうするべきか。
自分は意思決定をする人間ではないが、意思決定を求める人間ではありえる。
そうなったときに、どのように意思決定を求めることがより合理的な意思決定に繋がるかを悩んでいる。
とりあえず、この本から使えそうなエッセンスを抜き出して試していってみよう。