きどたかのブログ

いつか誰かがこのブログからトラブルを解決しますように。

NY州のFishkillでロードテストを受けてきた

NY州の運転免許を取得するためにロードテストを受けてきました。

FishkillはNY州の都会なところから北へ北へ行ったところにあります。

私の住処からは車で20分かからないところです。

 

Google Mapを使ってルートを書いてみたけど、表示出来てるかな?


View Road Test Location at Fishkill in a larger map

 

朝11時の予約でしたが、30分前には集合しないといけません。

ちょっと早く10時には現地に着いたのですが、すでに8台着ていました。

場所が場所なんで、到着すると1回3-point turn(K-turn)の練習になります。

 

試験は11時からのはずですが、10時10分くらいには始まりました。

自分の番が回ってくる少し前に、

教官っぽい女性が前の車のところから何か言ってきてました。

車の中からでは聞こえないから外に出て聞いてみると、

どうも「他に同乗者はいないのか?」と言っているようです。

 

自分「いないです。でも国際免許(International Permit)があります」

教官「国際免許だけじゃダメだ。どこの国の免許だ?」

自分「日本の運転免許です」 

教官「5時間講習は受けているか?」

自分「受けてますよ」

 

NY州では、ロードテストに付き添いが必要です。

そのため一人で車に乗って待っているとさぞ不思議な状況でしょう。

しかし、英語で書かれた国際免許と本物の運転免許を持っているなら

付き添いは不要です。このFAQを見てください。

Drive With a Valid Foreign Driver License and a NYS Learner Permit

NY州のレジデンスは通常1ヶ月以内に免許を取らないといけないけれど、

日本の運転免許(国際免許含む)持っていたら、

Learner's Permitまで取ってれば、

1ヶ月とか関係なく運転していいってことになるのじゃないかと。

 

運転する車に関してですが、レンタカーで問題ありません。

特に書類を用意する必要もなかったです。

フロントガラスに貼ってるステッカーの日付くらいは確認しときましょう。

Requirements for the Supervising Driver and the Vehicle Used for a Road Test

自分のレンタカーはニュージャージー州の車です。

ニューヨーク州でレンタルしてるんですけどね)

 

しばらく待つと自分の番が回ってきて、

さっきの女性教官とは違う男性の教官が乗ってきました。

ここからちょっとペーパーワークです。

日本の運転免許を求められます。

本物のほうです。英語訳された国際免許は重要ではないです。

「俺が欲しかったのはこっちのほうだ」と言ってました。

有効期限を確認しないといけないので、

平成26年を説明する必要があったので、今年は24だよと伝えました。

 

あとは、Learner's Permitと5-hours courseの修了証も必要です。

Learner's Permitに記載されている番号を紙に書き写してました。

これは何のための作業かと言うと、

合格すると日本の運転免許を奪われるので、

その運転免許を返却してもらう時に必要な紙を作ってるのです。

サインも求められます。

ここまでの部分は、私のケースにおける追加的な話です。

合格するとこの紙の一部を切り取って渡されます。

NY州では二つの免許を同時に持つことを許してないってことです。

まあ本当に狂った制度です。

 

これとは別にレシートにサインをします。

これは合格した後に90日間有効な運転免許の代わりになります。

通常2週間でNY州の運転免許が届くはずですが、それまでの代替物です。

 

さて、ペーパーワークが終わったら試験開始です。

ド緊張してたので、いきなり方向指示器とウインカー間違えましたw

もう長いこと乗っていたので普段ならそんな間違いはしないんですがね。

 

どうもどこで曲がるのかを勘違いしてばかりでした。

「corner」と「driveway(私道)」はしっかり理解してください。

教官は必ず「corner」と言っているはずです。

でもすごい緊張しているので、どこで曲がりたいんだよ?と感じ、

どうしても「driveway(私道)」で曲がってしまいそうになる。

教官「お前どこ行くつもりだよ。そこはdriveway(私道)だ。」

と何度か言われました。

drivewayが私道であることは理解してるんですが、

走ったことない道走ってるんだから、

ちょっと大きめの私道があったら間違えるだろ。

んー、だから、白線を意識した方がいいのかもしれない。

白線が曲がっておらず一直線なら、そこの曲がり道は私道だから。

 

3-point turn(K-turn)をする時もやらかしました。

ここで3-point turnすると思ってなかったので、

道路の真ん中にいて、ちょっと右に寄ろうとしたら、怒られた。

教官「お前どこ行くつもりだよ!」とまた。

3-point turnの前は右に寄せて停めるところから始まると思っていたんだが・・・。

 

3-point turnしたすぐ後に、並列駐車が待っていました。

(並列駐車のために)中央に寄せろと言われていたっぽいですが、

普通に片側車線の真ん中におりました。

そうじゃない、きっともっとラインに寄せるべきだったんだ。

ちなみに、並列駐車と言っても、ほかの車はいません。

ほかの車がいないので安心してやれます。

 

ここからは帰りの道です。

 

最後に、スタート地点に戻ってきて、あそこに停めろと言われました。

ここで気を抜いてました。

実はまだ終わってないw

 

一台の車が道路の脇に停まっていて、

その先に停めろと言われていたのですが、

人が車の周りを歩いていてなんか嫌だったから減速してたら、教官が怒鳴りだした。

教官「止まるんじゃない。進め!進め!」

え?キョドって、完全に停まってしまったら、

教官のテンションはピークに達してしまった。

 

いちおう道路脇に停めてからもテンション高く怒られた。

教官「ここで停まると、後ろから来た車がぶつかってくるだろうが!」

ほかにも、、、

教官「お前の英語力は悲しすぎる」とまで言われていた。

 

教官「最後に1つ。停車の前にシグナル出し忘れたぞ」

ああ、確かに。忘れてた。気を抜いてたからだ。

あんだけ怒鳴った後になにそのツンデレな言い方。

 

とは言っても、合格は合格です。

無事に日本の運転免許は没収されて、

日本の運転免許返却用の紙と、90日間有効なレシートを受け取りました。

返却用の紙には、どこのDMVに行けばいいかも書かれてます。

いまは免許が郵便で届くのを待っているところ。

(住所がないと免許取れないってことでもある)

 

他に何か書く事あるかな・・・。

日本を出る前に、特例更新講習を受けて、有効期間を3年延長しとくこと。

そして国際免許を申請すること。

国際免許は有効期間1年で、手続きに講習は含まれない単純なペーパーワーク。

そのため、出来るだけ出国日に近い日に申請をしに行く方がいいかも。

 

SSNが無いとLeaner's Permitを受けるためのポイントがまず足らない。

 

Learner's Permitを取得する時は、このiPhone有料アプリを使った。

New York Driver Test – DMV Written Exam Prep

 

ほかに、Learner's PermitはDS2019の終了日までしか有効ではない。

つまり切れた後の30日間の部分はカバーされない。

 

ロードテストの予約もWebでしました。

5時間講習の修了証の右上にあった赤い数字を使ってたはず。 

4週先か5週先くらいの予約になる。

 

あと数カ月でNYを去るのにNY州の運転免許をGETだぜ!

運転免許には有効期限とは別にTemporary Visitor Status Expirationが書かれているらしいけど、そこがどうなっているかは到着してからの楽しみとしておこう。