きどたかのブログ

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zWASっぽくプロファイルを作る試み

zWASは、プロファイルのディレクトリ構成がLUWのものと違う。


LUWの場合
/opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/Dmgr01
/opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01


z/OSの場合
/wasv85config/セル名/デプロイメントマネージャーノード名/DeploymentManager/profiles/default
/wasv85config/セル名/サーバーノード名/AppServer/profiles/default


z/OSの方が命名規則などが厳しいので、LUWでz/OSっぽく作る方法はないかを考えた。


一番のハマるポイントは、プロファイル名だろう。
zWASの場合、プロファイル名はdefault以外使えないはずで、それをLUWで真似ようとすると、プロファイル名の重複で死亡する。


プロファイル名とプロファイルパスは別物で、
プロファイルパスをzWASっぽくするだけで構わない。プロファイル名はDmgr01とAppSrv01のまま。


解決できなかった問題はある。
profileTemplateからセルプロファイルを作ると、サーバー名を変更できない。
dmgrとnodeagentはちょっとキツイ。
server1は消して作れば命名規則をzWASのものにできるだろう。
セル名とノード名はプロファイル作成時に命名規則を合わせられる。


manageprofiles.shでdmgrを作るときに、本来なら受け付けるべきではない-serverNameオプションを渡したら、作れるは作れたが、startManager.shで起動できなかった。


dmgrとnodeagentは諦めとく。
zWAS側の構成で、ロングネーム、ショートネームをカスタマイズしとくと、ロングネームでLUWと合わせることはできたはずだけど、そっちを変更するのが面倒臭い。


セル名やノード名を合わせられることで、AdminConfigを使っての設定は、ほとんど同じにできるだろう。もちろんプロセス定義の箇所は難しい。
jython書いてると、ほとんどファイルパスを使うことはない。思い付くところでは、JDBCプロバイダー、JMSプロバイダー、共用ライブラリ、JVMのオプションファイルとか。
プロファイルパスの下に置かないといけないものはない。
ファイルパスよりも、トポロジーを合わせることの方が意味がある。


zWASっぽい方は、マウントしやすい。
LUW的構成で、プロファイルを作る前に、存在しないパスにマウントするのは不可能で、それを実現しようとmkdirで先にプロファイルのディレクトリを作ってしまうと、manageprofiles.shが失敗するだろう、既にあるプロファイルだということで。