きどたかのブログ

いつか誰かがこのブログからトラブルを解決しますように。

Packerの良いところ、govmomiの良いところ

vmware-isoでunregistervmされると、
VCSAに親なしVMが残る件は、
ESXiホストのrootユーザーでやっても親なしのまま残ることの確認が取れた。


疲れた私はgovmomiのgovcを使ってみた。
バイナリ提供あるんで簡単に動く。
vcに繋がって良い感じ。
仮想マシンバージョンも10になる。
Packerで作ったときはバージョン9だった。
実行可能ファイルなんで、シェルでがりがり書ける。
とりあえず、vm作るとき、
何もしないとe1000だからそこは書き換える。
出来たvmにはHDDもCDドライブもない。
ディスクはわりと簡単に作れる。
CDドライブはcontrollerの指定で戸惑ったが、deviceを確認するコマンドで何を指定すればいいか判明した。
vncの設定もできるが、vncで接続する機構がないようだ。
そんなわけで電源入れてもbootコマンドが入れられない。
セキュリティがやや難点。
vcのログインに使うアカウント、パスワードをなんとかできないものか。
ドメインユーザーの指定はできなさそうだった。例えばvsphere.localとか指定してしまうと、URLとして成り立たなくなる。なんか書き方ないんかね。
デバックオプションで出力されたものを読み解くのは気が進まなくなった。
ただのsoap xmlじゃないか。


vmwareのovftoolを入れてpost-processorsでvsphereを指定してみたが、vmware-isoでできたアーティファクトは認識してくれないようだった。んー、ここは今後直る可能性はあるのかな。
packerがvncでbootコマンドを投入してる部分はかなり頑張ってるよね。
仮想ディスクはビルダーでは1つしか作れない。そのため、利用特性に応じて、仮想ディスクを分けてマウントするのには向かない気がする。少なくともビルダー1発では出来ない。


自前でvnc経由のキーストロークを送るプログラムを用意するのは大変そうだ。
代わりにブートCDを作って、ラベルをksにするのも、ディスクの無駄な気がする。手詰まりだ。



それでも作っちゃうのかな。
誰もメンテナンスできないプログラムとか作るの嫌なんだけど。