届いた本、注文した本、そして報告したSunのJavaDoc誤記
届いた本
注文した本
- Java並行処理プログラミング その「基盤」と「最新API」を究める
- Handbook of Floating-Point Arithmetic
- アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- エンジニアのためのJavadoc再入門講座 現場で使えるAPI仕様書の作り方
浮動小数点で苦しんでいたら、浮動小数点に関する洋書が今月発売されていた。在庫切れの状態だが注文した。
目次を見る限り、これは期待して良いかも知れません。
- IEEE 754 - 1985, IEEE 854 - 1987, IEEE 754 - 2008のフォーマットは全て記載されているのは序の口。
- Paranoiaやその他の多くのベンチマークが紹介されてるところが「プロ仕様」を醸し出してます。
- C、C++、FORTRAN、Javaにおける浮動小数点についての解説が載っています。
残念なことに、累乗演算については期待出来ない。
p216にpow functionが書かれていることが索引から読み取れたが、
加減算、乗算、除算、平方根はしっかりと目次に記載があるにも関わらず、
累乗についての目次が存在しないのはきっとIEEE745の規格外の内容なのだろう。
Sunに指摘したJavaDoc誤記
- java.lang.Double#MIN_NORMALの説明が違う。
- 日本語ページでは、MIN_VALUEの値と同じ説明が紛れ込んでしまっている。
- java.math.BigDecimal#divide(BigDecimal,int,RoundingMode)の説明が違う。
- Java1.4からJava1.5になる際に間違ってしまっている。ArithmeticExceptionが投げられる条件が変。ゼロ除算は、他の条件に関わらず必ずArithmeticExceptionになる。英語でorのところがandになってどうするよ。
なんで日本語のJavaDocはこんなにも間違いだらけなんだ。。。
みんなも指摘しろー。コントリビュートしろー。
指摘出来るほど読んでないなら、もっと読めよー。